尿路結石は猫に多い病気

猫コラム

猫がかかりやすい病気の一つが尿路結石。
尿路結石(尿石症)とは猫の腎臓から尿管、膀胱、尿道の中に結晶状または結石が出来る病気です。人間もかかる病気ですね。膀胱などに結石が出来ると内部を傷つけてしまったり、詰まった場合は尿の排出が困難になったりします。尿に関する問題は猫にとってはかなり重大で、2日以上尿を排出できないと尿毒症になり命の危険にさらされます。膀胱がいっぱいになると急性腎不全に陥る危険性もあります。とっても怖い尿路結石、ではどのような症状が出るのでしょうか?

尿路結石の症状

  • トイレに行く回数が増える
  • トイレの際に鳴く
  • 尿量が減る
  • 血尿が出る
  • トイレの時間が長い
  • トイレにキラキラ光る結石が混ざっている
  • トイレ以外の場所で粗相をする

猫がトイレに行く1日の平均回数は約2〜3回です。それが1日に5〜6回行くようになったら注意が必要です。またトイレの際に「にゃっ!」「ギャ」と変な鳴き声を出すのも普通ではありません。トイレに尿と一緒に出た小さな結石が混ざっている場合は猫砂がキラキラ光って見えますので最近変だなと思ったら確認してみましょう。病院に連れて行く際はおしっこをした猫砂を持っていくと良いでしょう。

 

尿路結石の治療法は?

結石や結晶がまだ小さく症状が軽い場合は体内で結石を溶かす薬を使い治療します。

結石が大きく重症な場合は手術で取り除きます。手術となると猫に大きな負担をかけることになりますので早期発見が重要です。結石にも様々な種類があり、尿を酸性にする食事で溶ける結石の場合は食事療法で様子を見ます。だいたい1か月~2か月で効果が見られ改善します。また尿道に詰まった場合は尿道口からカテーテルを入れ尿道を洗浄し結石を流し出します。オス猫でこのような症状を繰り返す場合は尿道を短くする整形手術を行うこともあります。

 

尿路結石の予防法

  • 定期的な運動
  • 食事のバランス
  • 水分の摂取量を増やす

食事はミネラルバランスが良いものを与え尿のphをうまくコントロールしましょう。最近では毎日与えるキャットフードでも尿路結石予防専用のものがあります。また肥満体質の猫はそうでない猫と比べ尿路結石になりやすいので適度な運動が必要になってきます。興味のあるおもちゃやキャットタワーを使い運動させましょう。

猫は元々水をあまり飲まない生き物ですがあまりにも水分が不足してしまうとこの尿路結石にかかりやすくなってしまいます。水を飲まない猫にはドライフードと兼用して水分の多いウエットフードを与えたりスープ状のおやつを与える、水の設置場所を増やす、水にかつお節を浮かべるなど工夫を凝らしてみましょう!新鮮な水が好きなのでこまめに水を変えてあげることが理想ですが難しい場合は自動給水器を使う方法もあります。

 

猫に多い病気の尿路結石はメス猫よりも尿管などの構造上オス猫の方がかかりやすい疾患です。猫は結構我慢する生き物ですので飼い主が普段からよく観察し早期発見早期治療できるようにしましょう!


ペット(猫) ブログランキングへ